放置状態にしてしまいました。
ということで、5~7月、三ヶ月間の読了本より、各月10点。
◎5月の読了本から10点
『わたしはフリーダ・カーロ 絵でたどるその人生』 マリア・ヘッセ 宇野和美訳 花伝社
『非国民な女たち 戦時下のパーマとモンペ』 飯田未希 中央公論新社
パーマは戦時中も流行していた。モンペはぶかっこうだと人気がなかった。木炭パーマ。配給の木炭を持参してまでパーマをかけた。婦人標準服なるものも作られたが人気がなかった。洋装は制服職業服から普及。
『逃亡者』 中村文則 幻冬舎
『レストラン「ドイツ亭」』 アネッテ・ヘス 森内薫訳 河出書房新社
『民主主義の壊れ方 クーデタ・大惨事・テクノロジー』 デヴィッド・ランシマン
『はなの街オペラ』 森川成美 くもん出版
『あしたのことば』 森絵都 小峰書店
『コロナ禍の東京を駆ける 緊急事態宣言下の困窮者支援日記』 稲葉剛・小林美穂子
『ふくしま原発作業員日誌 イチエフの真実、9年間の記録』 片山夏子 朝日新聞出版
『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』 内田樹編 晶文社
中高生に向けたメッセージ。著者は以下のとおり。面白いものもあったが、ジェンダーバランスどうよ、と思った。
◎6月の読了本から10点
『みんなはアイスをなめている』 安田夏菜 講談社
*おはなしSDGs1貧困をなくそう
6年の陸は妹と母と三人ぐらしで貧困状態。妹の虫歯など。
『すし屋のすてきな春原さん』 戸森しるこ 講談社
*おはなしSDGs5ジェンダー平等を実現しよう
母と養父と暮らす伝は実父とすし屋に行く。握っているのは女性の寿司職人だった。クラスに寿司職人になりたいという女子がいて。
『探偵犬クリス 柴犬探偵、豪華客船を探検する!』 田部智子 角川つばさ文庫
『もう死んでいる十二人の女たち』 パク・ソルメ 斎藤真理子訳 白水社
『ドリームハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち』 高部大問 イーストプレス(イースト新書)(電子)
『にほんでいきる』 毎日新聞取材班編 明石書店
『パチンコ』 上下 ミン・ジン・リー 池田真紀子訳 文藝春秋
『未来を変えるレストラン』 小林深雪 講談社
*おはなしSDGs12つくる責任つかう責任
シェフになりたいサラ。祖母がフランス人。田舎で料理をならいつつ、食品ロスについて学ぶ
『魯肉飯のさえずり』 温又柔 中央公論新社
『ぼくらの青』 佐藤まどか 講談社
海の環境を守ることを学ぶ。
◎7月の読了本から10点
『なぜ、脱成長なのか: 分断・格差・気候変動を乗り越える』 ヨルゴス・カリス/スーザン・ポールソン/ジャコモ・ダリサ/フェデリコ・デマリア 上原裕美子/保科京子訳 斉藤幸平解説 NHK出版
*持続可能な開発は形容矛盾(脱成長派)
『ヘーゼルの密書』 上田早夕里 光文社
『となりの外国人』 芹澤健介 マイナビ新書
『ルポ技能実習生』 澤田晃宏 ちくま新書
『増補 新移民時代 外国人労働者と共に生きる社会へ』 西日本新聞社編 明石書店
『ふたつの日本 「移民国家」の建前現実』 望月優大 講談社現代新書(電子)
『一度きりの大泉の話』 萩尾望都 河出書房新社
『ランペシカ』 菅野雪虫 講談社
『日没』 桐野夏生 岩波書店
『風よあらしよ』 村山由佳 集英社
6月は久しぶりに関東圏を脱出、釜石に行ってきました。
7月はオリンピック強硬で、新型コロナ感染者急増。やれやれ…。