2022年2月11日 (金)

1月に読んだ主な本

2022年1月の読了本より10点。

 

『墨子よみがえる -“非戦”への奮闘努力のために-』 半藤一利 平凡社ライブラリー

『水を招く』 中山博喜 赤々舎

写真とエッセイ。ペシャワール会のワーカーととして働いた時の写真。

『やさしい猫』 中島京子 中央公論新社
*入管問題。ハムスター先生は指宿弁護士がモデル?

『星影さやかに』 古内一絵 文藝春秋

『後世への最大遺物/デンマルク国の話』 内村鑑三 岩波書店

『ジャノメ』  戸森しるこ 静山社

『保健室の恋バナ+α』 金子由美子 岩波ジュニア新書

『小鳥たち』 アナ・マリア・マトゥーテ 宇野和美訳 東宣出版

『丸腰のボランティア すべて現場から学んだ』 中村哲編/ペシャワール会日本人ワー

『どんぐり食い』 ヘルス・ペルフロム 野坂悦子訳 福音館書店

 

2022年1月15日 (土)

12月に読んだ主な本

読了本より10点

『発達障害』 岩波明 文春新書

 『崖の下の魔法使い』 吉野万理子 学研

『アフガニスタン 戦乱の現代史』 渡辺光一 岩波新書

『哲さんの声が聞こえる 中村哲医師が見たアフガンの光』 加藤登紀子 合同出版

『「日本」ってどんな国? 国際比較データで社会が見えてくる』 本田由紀 ちくまプリマー新書

『ポーチとノート』 こまつあやこ 講談社

『アフガニスタンの大地とともに 伊藤和也 遺稿・追悼文集』 ペシャワール会編 石風社

『本心』 平野啓一郎 文藝春秋

『北里柴三郎 伝染病とたたかった不屈の細菌学者』 たからしげる あかね書房

『発達障害の子のコミュニケーション・トレーニング』 有光興記監修 講談社

 

2021年12月20日 (月)

11月に読んだ主な本

例によって11月の読了本より10点。

 
『花と龍』(上/下) 火野葦平 岩波現代文庫

『理不尽ゲーム』 サーシャ・フィリペンコ 赤倉有里訳 集英社

『発達障害を生きる』NHKスペシャル取材班 集英社

『希望の一滴 中村哲、アフガン最後の言葉』 西日本新聞社

『ばいばい、バッグレディ』 マーニー・ジョンレンビー 早川書房

『ラスト・フレンズ』 ヤスミン・ラーマン 代田亜香子訳 静山社

『かすみ川の人魚』 長谷川まりる 講談社

『#マイネーム』 黒川裕子 さ・え・ら書房

『魂を撮ろう ユージン・スミスとアイリーンの水俣』 石井妙子 文藝春秋

『偉い人ほどすぐ逃げる』 武田砂鉄 文芸春秋

 

2021年11月15日 (月)

10月に読んだ主な本

例によって、10月の読了本から10点

 

『日本再生のための「プランB」 医療経済学による所得倍増計画』 兪炳匡 集英社新書

『世界の凋落を見つめて クロニクル2011-2020』 四方田犬彦 集英

『調べるっておもしろい! 1秒の長さは、だれがきめたの?』 清水徳子

『マチズモを削り取れ』 武田砂鉄 集英社(電子)

『さくら村は大さわぎ』 朽木祥 小学館

『そらとうみとぐうちゃんと』椎名誠 光村図書

『こんな政権なら乗れる』 中島岳志/ 保坂展人 朝日新書

『サマークエスト』 北川千尋 フレーベル館

『あなたの隣の発達障害』 本田秀夫 小学館

『中流崩壊』 橋本健二 朝日新書(電子)


10月最後の日に、日本児童文学者協会の公開研究会。
リアルとオンラインのハイブリッド開催。
安田菜津紀さんの講演と、作家たちのシンポジウム(濱野も登壇)。
久しぶりにたくさんの人とリアルでお目にかかってうれしかったです。

 

 

 

2021年10月15日 (金)

9月に読んだ主な本

例によって、9月の読了本から10点

 

『ぼくらのスクープ』 赤羽じゅんこ 講談社

『私がフェミニズムを知らなかった頃』 小林エリコ 晶文社

『官邸の暴走』 古賀茂明 角川新書(電子)

『「ことば」に殺される前に』 高橋源一郎 河出新書

『この国を覆う憎悪を嘲笑の濁流の正体』 青木理/安田浩一 講談社α新書

『星天の兄弟』 菅野雪虫 東京創元社

『わたしが鳥になる日』 サンディ・シタークーマギニス 千葉茂樹訳 小学館

『いちごロック』 黒川裕子 講談社

『クララとお日さま』 カズオ・イシグロ 土屋政雄訳 早川書房

『日本語を取り戻す』 小田島隆 亜紀書房

 

新型コロナウイルスは、ナゾの感染者激減。

 

2021年9月15日 (水)

8月に読んだ主な本

八月の読了本より10点

『科学でナゾとき! やまんばの屋敷事件』 あさだりん 偕成社

『使い捨て外国人 人権なき移民国家、日本』 指宿昭一 朝陽会

『しあわせの牛乳』 佐藤慧 安田菜津紀写真 ポプラ社

『三体』 劉慈欣 大森望/光吉さくら/ワンチャイ訳 立原透耶監修

『スーパー・ノヴァ』 ニコール・パンディルイーキス 千葉茂樹訳 あすなろ書房

『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』 安田菜津紀 新潮社

『写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って』 安田菜津紀 日本写真企画

『まとまらない言葉を生きる』 荒井裕樹 柏書房
*超オススメ!!

『少年の名はジルベール』 竹宮恵子 小学館

『赤い魚の夫婦』 グアダルーペ・ネッテル 宇野和美訳 現代書館



2021年8月15日 (日)

5~7月に読んだ主な本

放置状態にしてしまいました。

ということで、5~7月、三ヶ月間の読了本より、各月10点。

◎5月の読了本から10点

『わたしはフリーダ・カーロ 絵でたどるその人生』 マリア・ヘッセ 宇野和美訳 花伝社

『非国民な女たち 戦時下のパーマとモンペ』 飯田未希 中央公論新社
パーマは戦時中も流行していた。モンペはぶかっこうだと人気がなかった。木炭パーマ。配給の木炭を持参してまでパーマをかけた。婦人標準服なるものも作られたが人気がなかった。洋装は制服職業服から普及。

『逃亡者』 中村文則 幻冬舎

『レストラン「ドイツ亭」』 アネッテ・ヘス 森内薫訳 河出書房新社

『民主主義の壊れ方 クーデタ・大惨事・テクノロジー』 デヴィッド・ランシマン 

『はなの街オペラ』 森川成美 くもん出版

『あしたのことば』 森絵都 小峰書店

『コロナ禍の東京を駆ける 緊急事態宣言下の困窮者支援日記』 稲葉剛・小林美穂子

『ふくしま原発作業員日誌 イチエフの真実、9年間の記録』 片山夏子 朝日新聞出版

『ポストコロナ期を生きるきみたちへ』 内田樹編 晶文社
中高生に向けたメッセージ。著者は以下のとおり。面白いものもあったが、ジェンダーバランスどうよ、と思った。

 

◎6月の読了本から10点

『みんなはアイスをなめている』 安田夏菜 講談社
*おはなしSDGs1貧困をなくそう
6年の陸は妹と母と三人ぐらしで貧困状態。妹の虫歯など。

『すし屋のすてきな春原さん』 戸森しるこ 講談社
*おはなしSDGs5ジェンダー平等を実現しよう
母と養父と暮らす伝は実父とすし屋に行く。握っているのは女性の寿司職人だった。クラスに寿司職人になりたいという女子がいて。


『探偵犬クリス 柴犬探偵、豪華客船を探検する!』 田部智子 角川つばさ文庫

『もう死んでいる十二人の女たち』 パク・ソルメ 斎藤真理子訳 白水社

『ドリームハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち』 高部大問 イーストプレス(イースト新書)(電子)

『にほんでいきる』 毎日新聞取材班編 明石書店

『パチンコ』 上下 ミン・ジン・リー 池田真紀子訳 文藝春秋

『未来を変えるレストラン』 小林深雪 講談社
*おはなしSDGs12つくる責任つかう責任
シェフになりたいサラ。祖母がフランス人。田舎で料理をならいつつ、食品ロスについて学ぶ

『魯肉飯のさえずり』 温又柔 中央公論新社

『ぼくらの青』 佐藤まどか 講談社
海の環境を守ることを学ぶ。

 

◎7月の読了本から10点

『なぜ、脱成長なのか: 分断・格差・気候変動を乗り越える』 ヨルゴス・カリス/スーザン・ポールソン/ジャコモ・ダリサ/フェデリコ・デマリア 上原裕美子/保科京子訳 斉藤幸平解説 NHK出版
*持続可能な開発は形容矛盾(脱成長派)

『ヘーゼルの密書』 上田早夕里 光文社

『となりの外国人』 芹澤健介 マイナビ新書

『ルポ技能実習生』 澤田晃宏 ちくま新書

『増補 新移民時代 外国人労働者と共に生きる社会へ』 西日本新聞社編 明石書店

『ふたつの日本 「移民国家」の建前現実』 望月優大 講談社現代新書(電子) 

『一度きりの大泉の話』 萩尾望都 河出書房新社

『ランペシカ』 菅野雪虫 講談社

『日没』 桐野夏生 岩波書店

『風よあらしよ』 村山由佳 集英社

 

6月は久しぶりに関東圏を脱出、釜石に行ってきました。

7月はオリンピック強硬で、新型コロナ感染者急増。やれやれ…。

 

2021年5月 8日 (土)

4月に読んだ主な本

コロナも第4波ということで、感染者が増加です。変異ウイルスも心配です。
本当にこの一年、何をやっていたんでしょうね、この国の為政者は。

さて、4月は相変わらず、zoomのイベントや会議が続きました。
そんな中、月初めに、ひろかわさえこさんの個展をみにいきました。移転後のピンポイントギャラリーは初めて。やっぱり原画はいいですね♪

― ― ―

『海をあげる』 上間陽子 筑摩書房

『神さまの貨物』 ジャン=クロード・グランベール 河野万里子訳 ポプラ社

『本とあるく旅』 森まゆみ 産業編集センター

『強制終了、いつか再起動』 吉野万理子 講談社

『雷のあとに』 中山聖子 文研出版

『水を縫う』 寺地はるな 集英社

『女子少年院の少女たち 「普通」に生きることがわからなかった』 中村すえこ さくら舎

『ぼくたちがギュンターを殺そうとした日』 ヘルマン・シュルツ 渡辺広佐訳 徳間書店

『あしたの幸福』 いとうみく 理論社

『操作される現実─VR・合成音声・ディープフェイクが生む虚構のプロパガンダ』

サミュエル・ルーリー 小林啓倫訳 白揚社

2021年4月28日 (水)

3月に読んだ主な本

3月は東日本大震災から10年ということで、11日はオンラインイベント「原発ゼロ自然エネルギー100世界会議」の多様なプログラムを視聴。
その前7日は、ペンクラブ子どもの本委員会のイベントも。メインはフォトジャーナリストで映画監督の豊田直巳さんの講演。
フォーラムやJBBYのオンラインイベントなど、それなり行事も。

3月は2冊新刊が出ました。
・『葉っぱにのって』 金の星社
  葉っぱの妖精が主人公の初幼年。しろさめさんの絵がかわいい!
・『野原できみとピクニック』 偕成社
  高校生の格差恋愛。丸紅茜さんの絵がステキ!

3

ということで、3月の読了本から10点。

― ― ―

『サイコーの通知表』 工藤純子 講談社

『彼方の光』 シェリー・ピアソル 斎藤倫子訳 偕成社

『夜叉神川』 安東みきえ 講談社
*短編集。「川釣り」「青い金魚鉢」「鬼ヶ守神社」「スノードロップ」「果ての浜」

『トリニティ、トリニティ、トリニティ』 小林エリカ 集英社(電子)

『零から0へ』 まはら三桃 ポプラ社

JR上野駅公園口』 柳美里 河出書房新社

『1ねん1くみの女王さま』 いとうみく 学研プラス

『天、共にあり―アフガニスタン三十年の闘い』 中村哲 NHK出版

『ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話』

『ほんとうの願いがかなうとき』 バーバラ・オコーナー 中野怜奈訳 偕成社

2021年3月25日 (木)

2月に読んだ主な本

2月は6日に日本児童文学者協会のオンライン合評会。
児文協のサイトの「講座ブログ」に報告記事があります。

11日はJBBY希望プロジェクト学びの会
「震災から10年 被災地の子どもたちが教えてくれること」
講師は、菅野祐太さん(認定NPO法人カタリバ)。
菅野さんが活動された大槌臨学舎は、2013年に、訪れたところでした!
報告記事はコチラです。


21日は、子どもの本・九条の会の学習会:蓮岡修氏の講演「絵本でひろがる、いのちのありかた」

柏市のハックルベリーブックスで行いました。
蓮岡修さんのお話は、さすがに中村哲さんを身近で見ていただけあって、とても興味深かったです。
ハックルベリーの店長が報告をお店のブログで報告してくださっています。

ということで、2月に読んだ本の中から10点。

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『新型コロナ 7つの謎 最新免疫学からわかった病原体の正体』 宮坂昌之 講談社ブルーバックス

『ニッケル・ボーイズ』 コルソン・ホワイトヘッド 藤井光訳 早川書房

『みつきの雪』 島めいり 講談社

『熱源』 川越宗一 文藝春秋

『白人ナショナリズム アメリカを揺るがす「文化的反動」』 渡辺靖 中公新書

『見知らぬ友』 マルセロ・ビルマヘール 宇野和美役 福音館書店

『ブラック校則 理不尽な苦しみの現実』 荻上チキ/内田良編著 東洋館出版社 

『父さんの手紙はっぜんぶおぼえた』 タミ・シェム・トブ 母袋夏生訳 岩波書店

『みんなちがってみんなステキ─LGBTの子どもたちに届けたい未来』 高橋うらら ReBit監修 新日本出版社

『きらめく共和国』 アンドレス・バルバ 宇野和美訳 東京創元社


2月の新刊

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