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2014年2月10日 (月)

絵と物語セミナー、無事終了。

前日からの大雪の予報に、場合によっては中止もと、危ぶまれた「絵本と物語セミナー」でしたが、無事終了いたしました。

絵本のクラスも児童文学の2つのクラスも、ドタキャンなどほとんどなく、参加者の熱意を感じました。が、やっぱり雪の大学セミナーハウス(八王子)は、寒かったです。
都心の積雪が27センチとのことですが、あのあたりは、50センチぐらいになったのでは、と思います。

初日の夜のパネルトークや、懇親会、2日目の雪を踏みながらの散歩と盛りだくさん。
また、セミナーハウスならではの、学食のような食堂も、どこな懐かしかったです。それにしても、ずいぶん昔に訪れたはずのこの施設、まったく記憶に残ってませんでした。

初日、大雪の中で始まったセミナーが、企画者である陣崎さんの見事な仕切りで、大成功のうちに、2日目の夜6時半近くに、無事、一本締めで終了。
絵本の講師のお二方ともお近づきになれたことも、嬉しかったです。

私が講師をさせていただいたのは、児童文学Aコースで、11作品を2日に分けて合評しました。合評会は、これまでいろんな形でやってきましたが、講師的な立場で臨むことはほとんど経験がなく、しかも、参加のみなさんとは、初対面。けっこう緊張しました。
でも、パートナーの陣崎さんがいらしたため、最終的には楽をさせていただいたのかな、という気もしています。

参加者一人一人が、何かを得てそれぞれの場に帰っていったと願うばかりです。

さて、参加されたみなさんが、こにブログを見てくださるかは、かなりあやしいけれども、あとから、一言だけ、申し上げておきたいな、と思ったことがありますので、書いておきます。

陣崎さんが、冒頭、「ここにいるみなさんの9割はプロになれないのが現実」という厳しい言葉を述べられました。
その割合は若干変わるかもしれないけれど、確かにそんなものでしょう。
けれどもそれは、ほとんどがプロになる力がない、ということではありません。能力の有無はさておき、プロにはなれない方の多くは、夢を途中で諦めてしまうからなのではないかと思うのです。

もちろん、ほかにやりたいことが見つかる場合もあるでしょう。
書く、あるいは描くことに費やすよりは、生活や家族のために時間を使う方が有意義に感じるようになることもあるでしょう。
そもそも、書(描)き続けることが、その人を幸福にするとは限りません。

それでも、心の底から書(描)きたいという思いを持つ人は、諦めなければ可能性は残されている、ということだけは、忘れないでほしいな、と思うのです。

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